





赤坂にある洋館の最高傑作、片山東熊によって建設された迎賓館赤坂離宮。
《アクセス》
中央線・総武線「四ッ谷」駅下車、赤坂口より徒歩約7分
丸ノ内線「四ッ谷」駅下車、1番出口より徒歩約7分
南北線「四ッ谷」駅下車、2番出口より徒歩約7分
《住所》
東京都港区元赤坂2-1-1
《電話》
03-5728-7788
《参観料あり、和風別館は事前抽選》
https://www.geihinkan.go.jp/akasaka/

四谷駅から歩いて行くと、迎賓館周辺は圧巻の異次元の風景が広がっている。
明治天皇の皇太子(後の大正天皇)が居住する東宮御所として明治32年から10年の歳月をかけて建設された。設計は、片山東熊。内装は洋画家の浅井忠、黒田清輝、岡田三郎助らが手がけ、完成に要した費用は現在の貨幣価値で500億円とも言われている。しかし、完成した洋館は明治天皇に「贅沢だ」と言われ、居住としての使い勝手も良くなかったため、皇太子がここを使うことは殆どなかった。関東大震災にも耐えた堅牢な洋館だったが、わずか数年だけ東宮時代の昭和天皇が住居として使った後、一時国会図書館として利用され、昭和49年、建築家村野藤吾の設計による改修を経て、現在の迎賓館が誕生した。
迎賓館赤坂離宮は館内が撮影NGのため、館内の写真は迎賓館HPより参照している。参観中は、その豪華絢爛な有様を脳裏に焼き付けるのに必死になってしまう。洋風の中に和のテイストが織り交ぜられ、ヨーロッパの洋館とは、異なる美しさを見せてくれる。精魂を込めて迎賓館を建設した片山東熊は、明治天皇のお言葉を聞いた後、病気がちになったと言われていて、どれほど迎賓館赤坂離宮への思いが強かったかが伺える。そりゃ、そうだろう。だって、東宮御所の建設だもの…
でも、当初の目的とは違う形で、100年以上の時を経ても、日本国の顔として各国の要人を迎え入れる迎賓館という役目を果たしていると知れば、片山東熊の気持ちは少しは晴れたかな?
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