



5月から12月の間に、月2回程不定期に公開される男子学生寮。見学するためには事前に葉書かメールで申し込みが必要。細川家第16代細川護立(ほそかわもりたつ)候により建てられた昭和初期の代表的華族邸宅。
《アクセス》
東京メトロ有楽町線「護国寺駅」徒歩10分
JR山手線「目白駅」より都営バス新宿駅西口行(白61)7分
東京メトロ有楽町線「江戸川橋駅」より都営バス練馬車庫行(白61)5分
※いずれも「目白台三丁目」下車40メートル
都電荒川線「早稲田駅」より徒歩5分
《住所》
〒112-8682 東京都文京区目白台1-21-2 公益財団法人和敬塾
《電話》
03(3941)6622
《メールアドレス》
shujm@wakei.or.jp
《入館料あり・事前予約要(往復はがきかメールのみ)電話予約不可》
https://www.wakei.org/honkan/visit.html
ウェディング
https://wedding-garden.jp/hosokawa/


イギリスのチューダー様式を基本とする。明治期の華族住宅では和洋並列型が多く見られたが、昭和になると洋館と和館が一体化した和洋折衷型が主流となる。階段の手摺には法隆寺高欄の卍崩しを模した東洋的な意匠が使われ、1階の御食堂には和風の壁紙、欄間や家具の卍崩しなど、洋室でありながら東洋的であり、東面には家族のお印を描いてあるパネルもある。そうかと思えば、護立(もりたつ)候の書斎はイギリスチューダー様式を採用しており、英国的な様相を醸し出しているのである。2階に上がって行くと、現在和敬塾の教養講座の場として使用されている10帖12帖半二間続きの和室、護立(もりたつ)候夫婦が寝室として使っていた御居間は意匠に竹を使った竹の間と呼ばれていた。御居間の次の間は日常的に家族の食堂として使われていたようであり、天井には堅山南風(かたやまなんぷう)作と言われている(定かではない)天井画がある。
設計者は大森茂・臼井弥枝(ひろし)。施工は昭和11年である。
昭和30年に男子学生寮公益財団法人和敬塾が前川喜作によって設立された際、旧細川侯爵邸の敷地約7000坪および邸宅を同家より購入し、敷地内に学生寮を建設した。
和敬塾生の中に、村上春樹もおり(1968年入学4月から半年程生活)ノルウェーの森ではワタナベと突撃隊が当時実在していなかった東寮の一室で共同生活を送ったことが描かれている。
和敬塾では、結婚式も挙げられるようですよ。心地よい晴天の日、芝生のガーデンウェディングと洋館。絵になるなぁ。
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