










都立庭園美術館内にある、アール・デコ様式の細部まで拘った調和の取れた美しい洋館。
《アクセス》
JR山手線「目黒駅」東口/東急目黒線「目黒駅」正面口より徒歩7分
都営三田線・東京メトロ南北線「白金台駅」1番出口より徒歩6分
《住所》
東京都港区白金台5-21-9
《電話》
03-3443-0201
《入館料あり・休館日あり》
https://www.teien-art-museum.ne.jp/#

朝香宮(あさかのみや)夫婦が好んだアール・デコ様式の内装で建てられた、都立庭園美術館内にあるモダンな白壁の洋館は、昭和8年から昭和22年まで朝香宮鳩彦(あさかのみや やすひこ)王が家族と共に暮らした洋館である。鳩彦(やすひこ)王は、大正12年渡仏中に交通事故に合い、長い療養生活をフランスで送ることとなってしまったが、看病のために渡仏した語学が堪能な妻、允子(のぶこ)妃の社交性が、鳩彦王のフランスでの生活を充実したものとしたと言われている。大正14年、帰国間近に招かれた現代装飾美術・産業美術国際博覧会(アール・デコ展)に魅了され、帰国後結婚祝いとして明治天皇から下賜された白金御料地に、アール・デコ様式の洋館を建設したのである。
洋館建設に携わった人物は、フランス人装飾作家アンリ・ラパンと、宮内省担当技師、権藤要吉。
戦後は吉田茂が外相公邸、首相公邸として使用し、昭和30年4月からは、国の迎賓館として一時使用されていたこともあるそうだ。
朝香宮(あさかのみや)邸を取り囲む緑豊かな庭園は、芝庭、茶室のある日本庭園、西洋庭園があり、決められたルールを守れば、庭園を散策することもできる。また、朝香宮(あさかのみや)邸横には新館が併設されており、グッズ販売やカフェでくつろげたりもする。正門近くにはレストランもあり、庭園を眺めながら美味しい料理に舌鼓を打てるのだ。初めてこの庭園美術館にきた時には、興奮がおさまらず、こんなに素晴らしい場所が戦火をくぐり抜け現在に残されていることに感謝した。まだ、行ったことのない人には是非遊びに行って貰いたい場所、それが朝香宮(あさかのみや)邸である。
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慶應義塾大学