












東京港区にあるとは思えない、本格的な日本庭園と美術館で、カフェも併設されている。根津嘉一郎が蒐集した美術品は絵画、茶道具、漆工、金工など幅広いジャンルを含み、7,400点を超えており、国宝7件、重要文化財87件、重要美術品94件が含まれている。
《アクセス》
地下鉄銀座線・半蔵門線・千代田線
〈表参道〉駅下車
A5出口(階段)より徒歩8分
B4出口(階段とエレベータ)より徒歩10分
B3出口(エレベータまたはエスカレータ)より徒歩10分
《住所》
東京都港区南青山6-5-1
《電話》
03-3400-2536
《入館料あり・休館日あり》
庭園内、常設展示品は撮影OKだが、展示室は撮影NG
http://www.nezu-muse.or.jp/

表参道にあるとは思えない本格的な日本庭園と、東武鉄道の社長などを務めた実業家・初代根津嘉一郎(1860~1940)個人が蒐集したとは思えない豊富な東洋美術品の数々。国宝尾形光琳の「燕子花屏風図」もコレクションのひとつに含まれており、庭園の燕子花(かきつばた)が咲く時期にあわせ、毎年4月中旬から4週間のみ公開されている。
根津美術館庭園は八景からなり、月の石船、弘仁亭の燕子花(こうにんていのかきつばた)、東熊野、ほたらか山、薬師堂の竹林、披錦斎(ひきんさい)の紅葉、吹上の井筒、菅原道真公(唐渡天神)を祀るといわれている天神の飛梅祠(てんじんのひばいし)がある。
初代根津嘉一郎は、明治から昭和にかけて実業家として活躍する一方、「青山」と号し茶の湯を楽しんだ。コレクションの中には、重要文化財に指定された陶磁が数多く含まれているし、絵画には国宝が数点あり、根津青山と共に客人をもてなしたに違いない。
また、庭園内にある弘仁亭(こうにんてい)・無事庵、閑中庵・牛部屋、披錦斎(ひきんさい)・一樹庵、斑鳩庵(いかるがあん)・清渓亭と呼ばれる4席の茶室は、収益目的でなければ、貸し出しを行っている。所定の利用申込書を提出し、使用の可否の返答をもらったのち利用するシステムであるので、一般客の茶室への立ち入りは出来ない。
都心とは思えない豊かな緑を眺めながら、コーヒーやスィーツを楽しめるカフェも併設されているので、都心の慌ただしい時間の流れを忘れ、静かな時を表参道で楽しむことができる庭園なのである。
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