東京駅から皇居外苑

東京駅は、2012年国指定重要文化財である丸の内駅舎部分が創建当時の姿に復原された。明治41年(1908年)3月に着工を開始し、大正3年(1914年)12月に開業した日本の玄関口は、日本銀行設計を手がけた、辰野金吾によって設計される。
《アクセス》
東京駅舎:ドームが復原されているのは、丸の内南口、北口
東京ステーションギャラリー:東京駅丸の内北口
http://www.ejrcf.or.jp/gallery/index.asp
三菱一号館美術館、cafe1894,store1894:JR東京駅丸の内南口徒歩5分
https://mimt.jp/
明治生命館:JR東京駅南口徒歩7分
一部公開エリアあり
https://www.meijiyasuda.co.jp/meiji_seimeikan/index.html
皇居外苑:JR東京駅丸の内北口、丸の内南口徒歩10分
東京メトロ千代田線 二重橋前駅 B6または2出口より徒歩約2分
東京メトロ日比谷線 日比谷駅 B6または2出口より徒歩約2分
東京メトロ有楽町線 桜田門駅 3出口より徒歩約8分
JPタワー内 INTERMEDIATHEQUE: JR東京駅丸の内南口徒歩4分
(日本郵便株式会社と東京大学総合研究博物館が協働で運営をおこなう公共貢献施設。東京大学が1877(明治10)年の開学以来蓄積してきた学術標本や研究資料など、「学術標本」と呼ばれるものの常設展示されている。昭和モダニズムを体感できる内装)
定期点検による休館日あり
http://www.intermediatheque.jp/



東京駅から皇居外苑までは、おさんぽに丁度良い。途中にショップや美術館はあるし、近代的な高層ビルと江戸時代を感じる皇居周辺のアンバランスなコントラストが面白い。ただ、東京駅構内は、広くて迷子に成り易いので出口だけはしっかり把握した方が良いと思う。

東京駅(中央停車場)は、ジョサイア・コンドルの弟子辰野金吾によって明治41年(1908年)3月に着工を開始し、大正3年(1914年)12月に開業した。当初はドイツ人建築家、バルツァーによって計画が進んでいったが、その案に不満だった鉄道作業局長官の平井晴二郎(後の鉄道院副総裁)が、設計を辰野に依頼。1923年(大正12年)9月1日に起こった関東大震災をも耐えうる堅牢な創りであったが、1945年(昭和20年)に起こった東京大空襲により甚大な被害を受けた。戦後、戦災で被害を受けた3階部分の復原のために2階部分に移されていたイオニア式柱頭を3階に移設。復原する3階部分の躯体は鉄筋コンクリートであり、外壁には当初と同じ仕様の化粧レンガを貼る。2階以下は既存の構造レンガと化粧レンガを貼り保存した。
創建時の八角形の天井と鷲の彫刻がある折上げ天井は戦災によって焼失したが、3階アーチ等のレリーフはかろうじて残った。戦災復興工事でドーム屋根の代わりに八角形の屋根が載せられたが、2012年の復原の際、近代技術と融合させ創建時のドーム屋根と意匠が復活。

三菱一号館は、1894年(明治27年)辰野金吾の師匠ジョサイア・コンドルによって建造された。コンドルは三菱創業一族、岩崎家の専属設計士であり、三菱一号館以外にも、数多く設計に携わっている。明治政府は、皇居東側の広大な大名屋敷後の軍用地として利用されていた敷地を岩崎彌太郎に払い下げ、三菱による都市開発が始動する。中央停車場(現東京駅)建設と三菱への払い下げは、丸の内が将来東京の中心地になることを見越しての政府の決断だった。三菱地所による東京駅大規模開発は現在も継続中。
三菱一号館には、美術館、cafe,storeがあるので時代の流れを感じながら、ゆったりと過ごすのも楽しい。

明治生命館は、1934年(昭和9年)岡田信一郎によって施工される。終戦後にはアメリカ極東空軍司令部(FEAF)として使用するためにGHQ(連合国軍最高司令官総司令部)に接収されてしまう。また、米・英・中・ソの4カ国代表による対日理事会(ACJ)の会場として使用されるなど、激動の歴史を共に歩んできた建造物なのである。

東京駅丸の内北口にある東京ステーションギャラリーでは、3階の展示室から2階の展示室に降る階段で、駅舎のレンガを間近で見ることができます。また、ドームの天井で方角を表している干支も、2階ショップ入り口近くに展示されています。干支は卯、酉、午、子がいないので間近で観て確認するのも面白いですよ。

普段通勤、通学で東京駅を利用される人はたくさんいらっしゃると思いますが、じっくりと遊びに行かれる人は、そんなに多くないのかも知れないですね。
皇居外苑は、殆どの方が海外の方でした。

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