






旧近衛師団司令部庁舎
2020年2月末までは国立工芸館として使用されていた。
《アクセス》
東京メトロ東西線竹橋駅 1b出口より徒歩8分
東京メトロ半蔵門線,東西線,都営新宿線九段下駅 2番出口より徒歩12分
《住所》
東京都千代田区北の丸公園1-1

明治43(1910)年3月、陸軍技師田村鎮(やすし)の設計により、近衛師団司令部庁舎として建築される。。2階建煉瓦造で、正面中央の玄関部に小さな八角形の塔屋をのせ、両翼部に張り出しがある簡素なゴシック様式の建物。昭和47(1972)年10月に外壁、玄関および階段ホールが重要文化財に指定される。
1945年8月15日、終戦に反対する将校が、玉音放送の録音盤を奪おうとしたクーデター「宮城(きゅうじょう)事件」の舞台にもなった場所である。このクーデターで近衛第一師団長森赳(もりたけし)が暗殺された。
このクーデターは近衛師団により鎮圧され、終戦を告げる玉音放送は国民に届くこととなる。
近衛師団司令部庁舎近くには、台湾にて皇族としてはじめて薨去された北白川宮能久(きたしらかわのみやよしひさ)親王の像がある。
2020年10月には、東京国立近代美術館工芸部は国の地方創生施策の一環である政府関係機関の地方移転として、東京国立近代美術館工芸館が石川県金沢市に移転する。
工芸振興のナショナルセンターとして、重要無形文化財保持者(人間国宝)や日本芸術院会員の作品約1,400点をはじめ、現工芸館が所蔵する日本の工芸の歴史を語るうえで欠かせない美術工芸作品約1,900点以上が東京から移転する予定だ。移転後、美術館として使用される建物は、移築された第九師団司令部庁舎と金沢偕行社であり、両建物は、明治期に建てられた旧陸軍の施設であり、ともに1997年に国登録有形文化財として登録されている。


国立工芸館が建つ金沢市の「兼六園周辺文化の森」は、兼六園を中心とする半径1kmの範囲の中に、藩政期から近代に至るまでの各時代の歴史的建物や文化施設が集積した文化ゾーン重要文化財であるいしかわ赤レンガミュージアムや、円形のデザインが有名な金沢21世紀美術館などが建ち並び、アーキテクチャーツーリズム(建築観光)としても魅力的なエリアだそうです。
金沢城公園もあるし、食べ物も美味しいし、移転後は一度訪れてみたいと思います。
http://www.pref.ishikawa.jp/kikaku/kogeikan/top.html
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