







東京国立博物館は明治5年(1872)3月10日、文部省博物局が湯島聖堂大成殿において最初の博覧会を開催した。のち、上野に移転し本館、表慶館、 東洋館、平成館、法隆寺宝物館の5つの展示館と資料館からなる。
《アクセス》
JR上野駅 公園口徒歩10分または鶯谷駅南口下車 徒歩10分・東京メトロ 銀座線・日比谷線上野駅、千代田線根津駅下車 徒歩15分・京成電鉄 京成上野駅下車 徒歩15分
《住所》
東京都台東区上野公園13-9 東京国立博物館
《電話》
03-5777-8600(ハローダイヤル)展示・催し物
03-3822-1111(代表)その他
《入館料あり・休館日あり》
https://www.tnm.jp/

現存している国立博物館本館は2代目である。初代の本館はジョサイア・コンドルによって設計されたものであったが、関東大震災により倒壊している。
コンドルの本館は明治11年3月着工、14年1月竣工。現在の本館とほぼ同位置に建てられた。煉瓦造、2階建、正面左右に小ドームの屋根飾りをつけていた。
明治初期、日本人は文明開化の流行の中で新奇を競うあまり古器旧物(文化財)をかえりみることをせず、社寺の宝物を外国人に売り渡すなどの散逸が続いていた。政府は、その状況をうれい、全国の府県に対し管内社寺などから宝物の目録を作成させ、正倉院をはじめとする古社寺の調査を博物館に命じたのである。
大正天皇のご成婚にあたり御成婚奉祝のため、渋沢栄一・千家尊福らを中心とした東宮御慶事奉祝会が設立され、この会の目的は東京市中に美術館を建設して献納することであるとして、広く有志を募った。これに賛同した人は全国に及び、その数23,917人、寄付金は408,501円に達した。そして、同年10月 27日美術館の位置を上野公園内とし、あわせて設計を宮内省技師片山東熊に依頼することなどを取り決めた。
明治34年8月の着工から7 年を要して、明治41年9月29日に竣工、10月10日に奉祝会から献納された。ついで11月30日、この奉献美術館は「表慶館」と命名され東京帝室博物館が管理することとなったのである。なお、正面入り口の2頭の青銅製ライオンは大熊氏広と沼田一雅の製作である。
ジョサイア・コンドルによって設計された本館の倒壊に基づき、昭和3年以降は復興本館の建設が具体化し、同7年着工、11年には骨組完了および別館建設工事の開始と順調に進む一方、経済的不況や満州事変の勃発など社会情勢は不安定となって博物館観覧者は大正14年の25万人を頂点に年々減少し、復興本館開館直前の昭和12年はわずか8万人であった。
6年の歳月と700万円を越す工費をかけた東京帝室博物館復興本館(現在の本館)は昭和12年 (1937)11月に竣工し、翌13年11月10日、天皇陛下の行幸を仰いで開館した。耐震耐火構造の地上2階地下1階、総面積21,500平方メートル、「日本趣味を基調とする東洋式」と称する建築様式の建物で、設計図案は公募されたものであった。
御即位の大典が機縁で組織された帝室博物館復興翼賛会が中心となって進めてきた新博物館の建設とその皇室への献納という大事業はここにすべてを完了したのである。
平成館は、平成天皇御即位を記念し、平成11年(1999)に開館した。










国立博物館内には、庭園もあり、春と秋に庭園が解放され自由に散策できます。
法隆寺宝物館にはガーデンテラスレストランがあり、落ち着いた雰囲気のなかでお食事を楽しむこともできます。
また、託児サービスもあるので、子育て中の方もサービスを利用すれば、美術品をゆっくりと鑑賞することができます。
上野は見るところがたくさんあるので、1日で回るのは難しいです。
学校の校外学習や、修学旅行で訪れるのとは異なり、ゆっくり、時間をかけて楽しむのも大人の楽しみ方で良いのかもしれませんね。
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