




























日本の「ワイン王」と言われた明治の実業家・神谷伝兵衞の別荘として 大正7年に建造される。当時、母屋である木造雁行型の和室とゲストハウスの洋館が隣接していたが、洋館のみ残り、一般公開されている。
《アクセス》
京成稲毛駅 徒歩14分
《住所》
千葉市稲毛区稲毛1-8-35
《電話》
043-248-8723
敷地内には制作室・展示室を備えた市民ギャラリーが隣接している。
https://galleryinage.wordpress.com/%e6%97%a7%e7%a5%9e%e8%b0%b7%e4%bc%9d%e5%85%b5%e8%a1%9b%e7%a8%b2%e6%af%9b%e5%88%a5%e8%8d%98/

全国的にも希少な初期の鉄筋コンクリート建築で、大正12年の関東大震災でも崩れることなく残った。
神谷伝兵衞は、浅草のデンキブランの「神谷バー」や茨城県牛久のワイン醸造場「シャトウカミヤ」の創始者として知られ、 生涯を日本のためのワインづくりに捧げた人物である。
国の登録有形文化財に指定されている。
外観はコンクリートに細かいタイル貼り、おしゃれな金属の持送りが設置されている。直線的なデザインはアールヌーボやゼセッションの影響を受けており、その後のモダニズムにも通じている。ベランダは円柱に支えられた5連アーチが続く。
玄関ホールの天井の中心飾りと、和室欄間にはワイン王らしくぶどうがあしらわれており、応接間には大理石をベースにビクトリアンスタイルの絵描きタイルをはめ込んだ暖炉があり、床板は幾何学模様の寄木。
2階和室の床の間の床柱には葡萄の古木を大胆に使用している。