東京都目黒区 旧前田侯爵邸

前田家16代当主、前田利為が建てたチューダー様式の本格的な洋館。
《アクセス》
京王井の頭線 駒場東大前駅下車 徒歩8分
千代田線 代々木上原駅 南口1 徒歩11分
《住所》
目黒区駒場四丁目3番55号
《電話》
03-3466-5150
《入館料なし・休館日あり》
https://www.city.meguro.tokyo.jp/gyosei/shokai_rekishi/konnamachi/michi/rekishi/hokubu/kyumaeda.html



江戸時代、前田家の屋敷は本郷にあったが関東大震災の復興計画により駒場に転居をすることとなる。前田邸の建設は前田家の家政評議会が組織した建築委員会によって遂行され、監督に東京帝国大学教授、塚本靖、設計に宮内省技師、高橋貞太郎、工事に竹中藤右衛門が携わった。建物全体のデザインとしては、チューダー様式が採用されたが、洋館と和館が渡り廊下で繋がっている。また、前田家の生活は長女酒井美意子著の「ある華族の昭和史」で伺い知ることができるのだが、当主の利為は第二次世界大戦で不慮の死を遂げてしまう。そのため、一家は他に移り住み終戦時に前田邸はアメリカ軍に接収されてしまったのち、土地の一部を国が買い戻し国有となり、都が洋館を買収、国有地は都に無償貸与され、目黒区に管理が移管され今に至るという、激動の歴史をくぐり抜けた洋館なのである。

坂道の住宅街を歩いて行くと、東京大学駒場キャンパスの門が見えてきて、その先に駒場公園の入り口が見えてきます。
旧前田邸の周りは、都会の中とは思えない鬱蒼とした木々に囲われています。
外観とは裏腹に、邸宅内に入るとイギリスのカントリーハウス様式を取り入れた木彫の調和の取れた美しい意匠が印象的な邸宅です。
館内は自由に撮影できて、ついつい夢中でたくさん撮影してしまいました。
目黒区が管理しているとのことでしたが、周りの公園はわざと鬱蒼とさせているのか、整備する財政的余裕がないのかわかりませんが、もう少し手入れをすると、都立庭園美術館に匹敵する美しさになるのではないか?と個人的には思います。

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